食育と歯科について🦷2
- 2023年1月27日
- 予防・虫歯,小児歯科・マタニティ
こんにちは✨
瀬戸市の瀬戸歯科です🦷✨
本日は前回に引き続き「食育」と「歯科」についてのお話第二弾です!
本日は学童期、青年期についてのお話をしていきます。
👧学童期👦(小学生・中学生)
この時期は徐々に乳歯が永久歯に生え変わり、永久歯列が完成します。
将来のお口の形や機能は完成していく段階となり「食育」の基本となる歯とお口の役割と噛むことの大切さをさらに学ぶ時期でもあります。
小学校低学年頃に上下の奥歯の歯が噛み合うとたべもんを噛む力やすりつぶす力が高まります。
この時期にかみごたえのある食べ物や弾力のある食べ物を噛むことを経験します。
また前歯が生えそろうと食べ物を一口量に噛みちぎることも学びます。
前歯の乳歯が永久歯と生え変わる時期は食べ物をこぼしやすかったり噛む力が低下します。
このような時は唇をしっかり閉じて噛むことが大切です。
食事の時間もいつもより多めに取ってあげると良いです。
奥歯が生え変わる時期にも同様の配慮が大切になってきます。
また中学生になると友達や家族との外食やコンビニやファーストフードを食べる機会も出てきて味覚が均一化してきます。幅広い味覚を好み体験することはとても大切です。
甘味・塩味は乳幼児から大勢に好まれる味ですが苦味・辛味・渋味などの味は好みが別れます。
様々な食べ物の料理を通して、よく噛んで唾液を出してこれらの味を味わうことが大切です。
その後、砂糖などの甘味嗜好に偏らない食生活を送るために重要なことです。
さらに生活しゅうかんが乱れがちになる時期です。
食事が不規則になりがちで間食や夜食で食べる割合が高くなっていきます。
そのため主食をしっかり食べてよく噛むことはこの時期の歯周病や永久歯の虫歯の発生を予防します。
またこの時期は肥満が増えてメタボリックシンドロームの予備軍が見られる時期でもあるためこの点からも規則的な食生活を意識して砂糖を含む間食や飲料類、夜食をできるだけ控えることが大切です。
青年期
親知らずを除く大人の歯が全て生え揃い、歯列やお口の機能がほぼ完成します。
そのため将来の生活習慣病の予防を行うことがとても重要です。
特に”歯周病”の予防です。
親の仕上げ磨きがなくなり、自己管理が十分にできている子とできていない子の差が現れてくる時期です。
そのため歯科医院へしっかり通うようにしましょう。
各ライフステージにおける「食育」推進における小児歯科との関わりについての提言を述べてきました。
歯が生えてきたら虫歯になる可能性が少しずつ出てきます。
また青年期になると歯周病の子もいます。
むし歯と歯周病を予防するためにも歯科医院への定期的な検診はお子さんの時からとても大切です。
当院ではお子様から長く通っていただける歯科医院作りに努めております。
いつでもご連絡お待ちしております。