親知らずって抜くの必要?😂
- 2023年4月10日
- 口腔外科
こんにちは✨
瀬戸市の瀬戸歯科です🦷✨
親知らずの抜歯が必要なのかどうかと相談を受けることが多々あります。
親知らずを抜いた方がいい場合、抜かなくてもいい場合、抜かなくてはいけない場合の3パターンがあります。
3パターンがどのような状態なのかお話していきます。
1.抜かなくてはいけない場合
✔︎親知らずが虫歯になってしまっている場合
親知らずが虫歯になってしまっている場合は歯ブラシが行き届かず虫歯ができてしまっている可能性が高いです。
治療可能な場合もありますがほとんどの場合が抜歯適応となります。
✔︎親知らず周辺の歯茎が腫れたり痛みが出たりした場合
この場合も歯ブラシが十分に行き届かず歯茎にバイ菌が入って炎症を起こしている可能性が高いです。
この場合はまずお薬で炎症を抑えてから抜歯処置を行います。
お薬で痛みや腫れが引いたから抜かなくてもいいよね!と言われる方も見えますが1度腫れたらまた何度か繰り返すケースがほとんどです。
お薬での治療はあくまでも”対症療法”となるため、”原因療法”は抜歯することになります。
✔︎親知らずの手前の歯が虫歯になってしまっている場合
親知らずと親知らずの手前の歯の間が虫歯になっていることがあります。
これも親知らずがあるため汚れが停滞してしまいばい菌によって虫歯ができてしまっている可能性が高いです。
そのため手前の歯の治療をすればok!と思われがちですが、2次虫歯を作ってしまうリスクがあるため親知らずを抜いた上で治療をすることをお勧めいたします。
✔︎親知らずの頭を含む膿の袋ができてしまっている場合
『含歯性嚢胞』とは、埋まっている歯の頭を含んで形成される嚢胞です。
無症状のため歯医者でのレントゲンを撮って初めて知る方が多いです。
放置して大きくなっていくと顎骨の骨が膨隆や骨の一番外側の皮質こつが吸収されて骨が紙のようにペコペコした感じたりします。
2.親知らずを抜いた方がいい場合
一部分がお口の中に出ていている場合
一部分だけでも歯茎から頭が見えていると汚れがつきます。
歯ブラシが十分にできていなかったりすると歯肉炎や歯周病、虫歯の原因となるため抜いた方がいいと言えます。
3.抜かなくてもいい場合
お口の中にしっかり生えている状態かつ歯ブラシがしっかり行き届いており咬合している状態の歯
機能していてセルフケアもしっかり行えている場合は抜かなくてもいいこともあります。
虫歯のリスクがある場合は咬合している状態の歯でも抜歯適応となります。
このように親知らずの状態によって抜くか抜かないかの状況が異なります。
瀬戸歯科には他院ではお断りされた親知らずの抜歯も行っております。
親知らずでお困りの方やお悩みの方は一度瀬戸歯科へご相談ください!
ご連絡お待ちしております。