親知らずの抜歯の流れ🦷☝️
- 2023年1月28日
- 口腔外科
こんにちは✨
瀬戸市の瀬戸歯科です🦷✨
親知らずのご相談でご来院される患者さまが増えております。
その際によく聞かれる内容についてお話させていただきます。
1.初診
まずはレントゲン写真撮影を行い親知らずの状態の確認を行います。
上の親知らずの場合は上顎洞との位置関係、下の親知らずの場合は下歯槽管との位置関係や歯根の状態を確認し、歯科医院で抜歯可能かどうかの判断を行います。
患者さまのご都合や歯の状態により当日抜歯が可能となることもありますが、
痛みや腫れなどの急性症状がある場合は、抗生剤を服用していただき炎症を抑えてから抜歯を行います。
(所要時間:1時間)
2.抜歯当日(処置の流れ)
①麻酔
②麻酔が効いているかどうかの確認
③(必要であれば)歯肉切開を行い歯が出てこられる出口を作ります。
④横向きに生えている歯の場合、歯の頭の部分(歯冠)と歯の根の部分(歯根)に分割してから抜歯を行います。
⑤歯肉切開をおこなった場合、縫合
⑥傷口の確認をしてからガーゼを噛んでいただいて止血
⑦止血確認後、終了
(所要時間:30〜1時間)
3.消毒・抜糸
縫合した場合は抜糸
(所要時間:5〜10分)
☝️抜歯当日の注意事項☝️
✔︎術後は出血がありますので30分間はガーゼを噛むようにしてください。新しいガーゼもお渡しいたしますのでそれでも出血がある場合は新しいガーゼを噛んでいただいて止血をおこなってください。
✔︎当日〜翌日は出血しやすい状態ですので血流が良くなること(長風呂、運動、飲酒、喫煙)は避けてください。
✔︎うがいは程々にしてください。強くうがいすると血のかさぶたが剥がれてしまい傷口の治りが遅くなってしまいます。
✔︎痛みどめと抗生剤をお渡しいたします。抗生剤は飲みきりで痛みどめは痛いときに飲むようにしてください。
✔︎抜歯した箇所が熱をもって腫れることがあります。傷口が治っている過程なのでキンキンに冷えた氷水やドライアイス等で冷やすことは避けてください。血流が悪くなり治りが遅くなることがあります。
⚠️下記のような親知らずが痛くなったらまず歯医者に予約を⚠️
😖親知らず付近の歯茎が腫れている
😖触ると痛みがある
😖断続的な痛みがある
😖自発痛がある
😖過去に一度でも腫れたり痛みが出た経験がある
一度痛みが出た場合、お薬を飲むと痛みは落ち着きますがあくまで対症療法に過ぎないので痛みの原因となっている親知らずが存在している以上痛みや腫れは繰り返します。
そのため一度でも親知らずが腫れたり痛んだりの経験がある方は一度歯医者で診ていただくことをお勧めします。
瀬戸歯科では状況によっては当日の抜歯も承っております。
親知らずでお悩みの方はお気軽にご連絡ください。