フッ素の効果と使い方🪥
- 2023年1月17日
- 予防・虫歯
こんにちは✨
瀬戸市の瀬戸歯科です🦷✨
今日はむし歯予防に有効な「フッ素」についてのお話しです。
お子様から大人の方までむし歯予防にとても効果的なのが「フッ素」と呼ばれるものになります。
では一体フッ素にはどのような効果があるのでしょうか❓
🦷細菌抑制
虫歯菌の出す酵素によって酸が作り出される過程をブロックしたり、フッ素自身抗菌作用を示します。
そのためむし歯の原因菌の活動を抑えることができます。
🦷歯質強化
フッ素が歯に作用することで、歯質はフルオロアパタイトという非常に安定した結晶構造を持つようになります。
そうすると歯質は強化されて酸に強いむし歯になりにくい歯になります。
🦷再石灰化の促進
歯の表面では歯の成分であるミネラルが溶け出す”脱灰”とミネラルが歯の中に残って結晶化する再石灰化が繰り返されています。
この脱灰と再石灰化のバランスが崩れてミネラルが溶け出す脱灰の方が大きくなるとむし歯ができます。
この作用によって初期のむし歯は治ることがあります。
🦷口臭予防
フッ素を寝る前に使用することで寝ている間に増殖する細菌の活動を抑制し、朝起きた時の講習を防ぐことができます。
以上のように、フッ素には歯を強くする作用はありますがフッ素だけでむし歯を完全に予防することはできません。
日々の歯磨きや歯科医院での定期検診がとても重要です。
実際のフッ素の応用方法は以下の3つが挙げられます。
1.フッ素塗布(歯科医院で行う方法)
歯に直接フッ素を作用させる方法です。
歯科医師や歯科衛生士などの専門家が行います。
乳歯や永久歯の生えはじめの時期に3ヶ月ごとに塗布を繰り返すことによって高い虫歯予防が得られます。
2.フッ素洗口(ご自宅で行う方法)
歯の表面にフッ素イオンを作用させる方法です。
学校などの施設で集団応用された場合、公衆衛生的に優れた効果を挙げています。
集団応用は個人応用より高い効果が期待でき、特にフッ素洗口は全国的に幼稚園や小学校に普及してきており高い虫歯予防効果が得られます。
3.フッ素入り歯磨剤の使用(ご自宅で行う方法)
ご家庭で誰でもできる最も簡単なフッ素応用です。
フッ素入り歯磨きをご自宅でのセルフケアの際に取り入れる方法です。
使用する歯磨き粉の量は大豆(歯ブラシの毛の部分の半分くらい)を目安に使用してください。
これらのフッ素の応用で虫歯予防効果がかなり期待できます。
フッ素の応用だけでなくご自宅でのセルフケアや歯科医院でのプロフェッショナルケアに通いむし歯のない綺麗なお口を目指しましょう。
瀬戸歯科でも積極的におこなっております。
いつでもお気軽にご連絡ください。