親知らず抜かなきゃだめ?
- 2022年12月17日
- 口腔外科
こんにちは!
瀬戸市の瀬戸歯科です🦷✨
❓親知らずってそもそも絶対抜かなきゃいけないのか?
今日は親知らずについて詳しく解説していきます☝️
💡親知らずの生え方には種類があります。
1.真っ直ぐ生えていてお口の中に見えている状態
2.お口の中に一部だけ見えている歯、斜めや横に生えている状態
3.完全に埋まっていて見えない状態
1.真っ直ぐ生えていてお口の中に見えている状態
この場合は、むし歯になっておらずセルフケアが親知らずまで行き届いていれば抜く必要はありません。
2.お口の中に一部だけ見えている歯、斜めや横に生えている状態
この場合は、抜いた方が良いケースに当たります。
親知らずが斜めに生えていると歯ブラシや歯間ブラシを使っても届きにくく汚れが溜まります。
汚れが溜まるとむし歯や歯周病の原因となります。
3.完全に埋まっている状態
完全に埋まっている歯はお口の中に一部だけ見えている歯や斜めや横に生えている状態の歯とは異なり、歯周病やむし歯の心配はありません。
稀に骨の中に袋状の塊ができてしまうことがあります。
その場合は骨を溶かしてしまったり手前の歯への影響が出てしまうことがあるため症状によっては手術をして親知らずと袋状の塊を取り除く必要があります。
では、どんな場合に抜歯が必要になるのでしょうか?💡
😭親知らず周囲のの歯茎の腫れを繰り返す場合
親知らずが斜めに生えて清掃が難しい部位があると、智歯周囲炎を起こす可能性があります。
一度智歯周囲炎を起こすと、症状が治まった後も細菌感染を起こしているため腫れを繰り返してしまいます。
智歯周囲炎を繰り返すと隣りの歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けるなどの悪影響も生じます。
😭親知らずがむし歯になってしまった場合
親知らずは一番奥歯なのでセルフケアも困難で治療を行っても二次的にむし歯になる可能性が高いです。
そのため親知らずがむし歯になった場合は、第一選択として抜歯になることが多いです。
😭親知らずが原因で手前の歯がむし歯になってしまった場合
親知らずが原因で手前の歯がむし歯になってしまった場合は手前の第2大臼歯の治療を行うために親知らずの抜歯をする必要があります。
親知らずがげんいんとなっているのにそのまま放置すると手前の歯まで失ってしまうことになる危険性があります。
😭親知らずが歯並びに影響を与えている場合
親知らずが斜めに生えている場合、手前の歯を押す力が働くことがあります。
そのため歯並びが悪くなってしまうことがあります。
😭噛んだ時に親知らずが歯茎や頬の粘膜を傷つけてしまう場合
親知らずが上下で噛み合っておらず、そのため伸びてきてしまうことがあります。
そうすると向かいの歯茎や頬の粘膜に接触するようになり痛みを引き起こすようになります。
このように親知らずには生え方に種類があり、抜歯が必要になる歯がほとんどです。
当院では、口腔外科に強い先生が2人おります。
他院では抜けないと言われた親知らずのご相談も承ります。
ご連絡お待ちしております。