親知らず抜歯後😃|瀬戸歯科|矯正歯科・小児歯科・インプラント|瀬戸市の歯医者

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医療コラム

親知らず抜歯後😃|瀬戸歯科|矯正歯科・小児歯科・インプラント|瀬戸市の歯医者

診療時間:月火木金曜は9時30分~13時・15時~19時、土曜は9時30分~13時、14時~17時30分まで、休診日:水日祝

親知らず抜歯後😃

こんにちは✨

瀬戸市の瀬戸歯科です🦷✨

 

親知らずの抜歯については何度か当院の医療コラムでも紹介してきました。

親知らず抜歯の後に痺れが残ることがあることをご存知ですか?

埋まっている親知らずを抜歯する際はどの方にも必ず説明している内容です。

抜歯後の痺れについて解説していきます。

 

稀に抜歯後に痺れの症状(麻酔をしたあとの状態が続くような感じ)が残る方がいます。

これは下歯槽神経麻痺(オトガイ神経麻痺)と言われる状態です。

下歯槽神経麻痺(オトガイ神経麻痺)の原因について詳しくお話していきます。

 

❓下歯槽神経麻痺(オトガイ神経麻痺)とは❓

下歯槽神経麻痺とは、親知らずの抜歯だけに限らず、歯科治療や外科手術をおこなった際に下顎の骨の中に通っている下歯槽神経がダメージを受けてしまったり、損傷した際に起こる神経麻痺のことです。

下歯槽神経は、下唇や顎を触った時の感覚やあったかい、冷たいといった感覚を司っている神経です。

そのため下歯槽神経がダメージを受けると感覚が鈍くなったり感覚が感じられなくなります(痺れのお薬をしたときの感覚に近いです)

オトガイ神経は下歯槽神経の抹消部にある神経のことです。

オトガイ神経がダメージを受けたりした際も上記のような同じ症状がでます。

下歯槽神経麻痺(オトガイ神経麻痺)は歯科治療の際に偶発的に発症してしまうものです。

そのため予想外に発症してしまうケースもあります。

 

❓下歯槽神経麻痺(オトガイ神経麻痺)の症状❓

上記でも説明した通り、症状として最も挙げられるのが口周辺の感覚の鈍化、低下です。

患者様によって症状の度合いは異なりますが、基本的には麻痺が現れるのは片側だけになります。

症状によってはお水を飲んだりゆすいだりといった日常動作がしづらくなることもあります。

症状が進行してから治療を開始すると完治するまでに長引く可能性があるため、抜歯後に違和感がある場合はなるべく早めに受診しましょう🏥

 

❓下歯槽神経麻痺(オトガイ神経麻痺)の治療法❓

治療方法としては、いくつか挙げられます。

先ほどもお伝えした通り、発症後、早期の治療が必要となるため症状を感じた場合は早めに受診しましょう。

 

1.薬物療法

最も一般的な治療法です。

神経の賦活を目的とした薬を使います。

下歯槽神経麻痺に対して使用される薬物としてはビタミン12やATPといった薬が使用されます。

2.星状神経節ブロック療法

頭部や顔面の痛みなどを緩和するための治療です。

頚部の星状神経節に局所麻酔をすることで交感神経が一時的に緩み副交感神経を優位にさせます。

これにより緊張がとれ血流を良くして自然治癒力を高めることができます。

血流を改善して痛みや痺れを和らげ炎症部分を回復させることを目的として行います。

治療は保険適応となります。

 

親知らず抜歯後に起こる痺れはほとんどの場合、麻酔由来のため自然に治まることが多いです。

しかし親知らずの根と神経の位置が近かったり、またいでいたりと位置関係によっては下歯槽神経麻痺が偶発的に起こってしまうこともあります。

そのため親知らずを抜歯する際は施術前に神経の位置などを見て診断していただくことが重要です。

 

当院では親知らずの抜歯の実績豊富な歯科医師がおりますので安心してお任せください。

親知らずでお悩みの方は一度ご相談ください。

ご連絡お待ちしております。